https://music.youtube.com/watch?v=l2nqfPAMrSo&si=pplB_L-Ce9NVs9kK
【Official髭男dismさんの Chessboard 】
(今回の記事とあまり繋がるところは無いかもしれませんが良い曲なのでよければ、こちらの曲を聴きながら読んでみてください♪)
今回のテーマは
自身のトラウマ体験を振り返る。
お久しぶりです、しめすです。
今回はちょっと嫌なのですが、自分のトラウマエピソードと最後に少し忍耐力について書こうと思います。
なぜこのことについて書こうと思ったのかと言うと、自分の忍耐力に自信がないからです。
(あと、単純に皆さんにわたしの話を聞いて欲しいからです、、、🥲)
わたしの家族は一人を除いて、自分を含むその他全員が楽器経験者です。
家族で1番下のわたしは小学校に入学し、部活が出来るようになると皆同じように吹奏楽部に所属するきょうだいを見て、「自分も楽器をやるのだろう。」と思いました。
小学生の頃、音楽に対する興味はあまりなかったと思います。聞くのは好きでしたが自分が演奏する姿は想像できなかったのです。
「友達が一緒に吹部入ろって誘ってくれたしな、、、まぁ、つまんなくないしやってみるか。」
みたいなと中途半端な気持ちで最初はやっていました。
長くなるので割愛しますが、なんだかんだ結局は高校1年の夏前まで吹奏楽を続けてきました。
中学卒業時には音楽への関心が非常に高まっていて、この先もできる限りずっと続けようと考えていました。
でも、続けることができませんでした。
高校生になって初めての夏を前に自身の吹奏楽史に自ら幕を閉じたのです。
理由は、どうしても顧問のやり方や方針が自分とは合わなかったからです。
わたしは音楽がとても好きになったので、愛していたのですぐには辞めることができませんでした。
そして、打楽器パートに所属していたので、吹奏楽部を辞めるということが楽器に触れる機会がほぼ無くなることを意味するとわかっていました。
(打楽器は小さな物もありますが基本、サイズも音も大きいので家には中々置けない・気軽に演奏しづらい、そもそも買う程の財力がありません。。。)
わたしは部員全員で演奏できる合奏の時間が本当に大好きでした。
ドラムや鍵盤打楽器、一人でやってもかっこいい打楽器は沢山あります。どんな楽器も魅力に溢れていて個性があって素晴らしいです。
でも、わたしはそんな個性溢れる打楽器とひとつで色んな音を響かせられる素敵な管楽器が組み合わさる合奏が1番好きなのです。
しかし、高校の部活では合奏が苦痛でたまりませんでした。合奏をするくらいなら個人練、パート練の方がマシとも思っていました。
合奏時、いつもなぜか暗い雰囲気なのです。(わたしだけがそう感じていたのかもしれませんが。)さっきまで楽しそうに練習していたのに。。。
そしてある合奏時の顧問の発言を境にわたしはもう吹奏楽を続けられないかもと予感しました。
あの時の言動はありえないものであり、わたしは相当ショックを受けました。
とうとう耐えきれなくなったわたしは退部を決意します。
顧問に話す前にパートリーダーに相談をしました。
辞める理由と自分の思いをしっかり伝えました。
夏休み前。試験1週間前のため朝部活がない中、わたしのために朝のホームルーム前に時間を作ってくれた先輩と教室で話しました。
パートリーダーである先輩は何度もわたしを引き留めようとしてくれました。
でもわたしの気持ちは変わらなかったので、それを悟った先輩はもう引き留めようとしませんでした。
他に誰もいない2人だけの教室できっとお互い違う思いで泣いていました。
「もう思い残すことは無い。ここでキッパリ辞めるんだ。」
決意をさらに固めたわたしは顧問と直接話しをするため放課後、職員室へ向かいました。
幸いに、退部をすることは出来ました。
しかし、それと引き換えにわたしは心に大きな傷を負いました。
先述した通り、わたしは夏を前に退部しています。
吹奏楽と夏。 経験者やわかる方にはわかると思います。
夏は一大イベントである吹奏楽コンクールがあるのです。
それに参加しないことがとても不満だった顧問はわたしにこう言ったのです。
「お前は人間じゃない。」
え?と思いました。
いつものわたしだったら
「じゃあ、逆になんだよ?(💢'ω')」
と喧嘩腰になってますが、今までのこと、密室で顧問と2人きりの状況等色々メンタルやられていたのでこの言葉を真に受けてしまいました。
俗に言う(?)クリティカルヒットです。
今まで部活命でやってきた自分はついに、なんの取り柄も無くなった気がしたのです。
コンクール前に辞めるなんて酷いやつだ。と、自分も思う節があったのでその場では否定できなかったのです。
あの言葉の後、何を言われたかよく思い出すことが出来ません。
前日に複雑な思いで書いた退部届は受け取って貰えず、一応 世話になったので「今までありがとうございました。」と丁寧に感謝したらそんなのはいらねぇ。(なんと言っていたか思い出せない)みたいな感じで突き放されました。
地獄のような密室にいる目的が無くなったわたしは逃げるように教室を出て、泣きながら昇降口へ向かいました。
途中、部員にその様子を見られた気がします。でも、そんなことはもうどうでもいいのです。
涙でぐしゃぐしゃになりながら帰ったあの日をまだ鮮明に覚えています。
なんでもないフリをしたけれどやっぱりダメだったわたしはその後、順当に不登校になりました。
この経験から、わたしはあまり夏が好きではないかもしれません。
夏になるとなんだか夏バテとは違うような、体力が無くなるというか奪われるような感じになります。
さらに、あの時から何かをしようとしても気力があまり湧かないし、何より続かないのです。
自分は基本アウトドア派で興味を持ったらとことんやってみるタイプですし、そういう時は失敗も恐れず行動するタイプです。
でも、そんな特徴を霞ませる程のショックだったのかそういったことがあまり出来なくなりました。
元々熱しやすく冷めやすいのですがあの時からは冷めるスピードが異常に早くなりました。急速冷凍レベルです。
さらに、周りには怠けているようにしか見えないのが辛いのです。
見えない内側ではたくさんのことを考え葛藤しているのです。
人間は脆いのだと本当に実感しました。「こんなにできなくなってしまうとは、、、」と
メンタルやられるのはものによりますが普通に病気になるのと同じくらい大変だと感じます。着実に蝕まれるというか、そして治ることがすぐ見込めるとも限らないですし。
耐えて、我慢するのも時に必要ですけど、その先にあるものに自分が価値を見いだせているかなど自分のことを顧みる余裕を残しておくことが重要なことと思います。
しかし、上手くいかない状況の中で大概、イベントが起こるのかもしれませんが、、、
本当は大切にされるべき当たり前のことが綺麗事や空論として扱われるようになるのでしょうか?
ここまで読んでくださった方、いらっしゃいますか?
つまらない愚痴のような話を見届けて下さって本当にありがとうございます。
人生って大変なことが多いですけど、ともかくわたしは頑張って生きております。
とても長くなりましたがもうここで終わりにしますね。
この文を読んでくださったみなさん、どうぞご自愛ください。
では、またね🌱